神田ラガン  (平成24年春閉店)

 

吉祥寺と同じ中央線界隈に、神田須田町という古き良き下町があります。
歴史的建造物であった万世橋駅が所在した場所として、広く有名な町です。
近年の都市開発に伴い、残念ながら街の面影は薄くなり、
隣町の秋葉原の開発も相まって、その特有の雰囲気に触れられることが
とても貴重なものとなりました。
そんな中、昭和13年に建造され、大戦の空襲にも負けず、今も当時の
面影のまま、奇跡的に残っているのが、青銅に覆われた小さな邸宅「柏山邸」です。
今も上階部分にお暮らしになる柏山さんは、今は亡き、ご主人の思い出と共に
この家を大切に守り続けていらっしゃいます。
不思議なご縁に導かれた私達は、この建物の一階部分にて平成24年4月までの3年間、
「神田ラガン」というギャラリーを営む機会を頂きました。

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私達がこの吉祥寺の小さな商店街に洋服屋を営むようになってから8年が経ちました。
先代店主の思い
「商店街で営まれる他の八百屋さんやパン屋さんのようにあり、街の御婦人がパンやネギ
を買い込んだ買い物袋を片手に来てくださるような」
そんな店作りを今も心掛けています。
特別でないことが特別で贅沢なこの時代、
少しでも長く特別でない日常の洋服屋として、この商店街に根ざして行きたいと思っています。



 

scandinavian "jaz" club

 

 

ブロックで組み立てた不思議な建物を見つけました。

 

まるで鍵穴のような入り口を入ると私達が長い間夢見てきた空間があります。

 

この鍵穴はきっと素敵な何かの扉を開けてくれることでしょう。

 


 


虚構店舗 神田ラガン


残念ながら取り壊しが決まってしまった柏山邸。
今は無き神田ラガンを私達の記憶に留めながら、
仮想の世界、ネットショップとして営業を
続ける事と相成りました。
元店主と店子のブログとともにご愛顧頂ければ幸いです。